トイプーの保護とあれこれ。


アメブロのアカウントでログイン出来る事をすっかり忘れて自分の昔のアメブロのアカウントでログインしてそのまま記事をせっせと書いてupして満足してたら…

あれ記事がない?で今日は朝から大慌て^^;

まさかの書き直しです…


本題です。インスタの方には既に記載済ですが、8/5にトイプードルのオスを一頭保護しました。


高齢の飼い主が脳梗塞で倒れ回復の見込みがなく、ご家族は病気の子供がいて経済的にも厳しい事から相談がありました。ご自身でも里親を探してはいたようですがなかな上手く行かなかった様です。


名前…そら

年齢…2017年12/24生まれ 5歳(元保護犬)

毛色…アプリコット

体重…7.8㌔

去勢…済

混合ワクチン…済

狂犬病ワクチン…済

血液検査…異常なし

フィラリア…陰性

マイクロチップ…あり

心雑音…軽度あり

トイレ…シートでもお外でも上手に出来ます

性格…ちょっとメンタルが弱いですが人にも犬にも友好的です。


そらくんは、中枢性の尿崩症と言うホルモンの病気を抱えています。朝晩2回併せて5滴を目からホルモン剤の投与をしなければ、おしっこがダーダーに出てしまいます。最悪脱水症状で亡くなる事もあるそうですが、今現在上手くコントロールが出来ているのでこのまましっかりやって行けば悪化する事は無いそうです。


飼い主のおじいさんは、自分に何かあった時に託す人を決めていたそうですが、その方も入退院を繰り返してるとの事で引き取ってもらう事はできませんでした。

家族は、おそらく元気なお父さんだったからこんな事になるとは思っていなかったのかもしれませんが、高齢者が犬を飼う時は最後まで飼える年齢の子を迎える事を大前提に、何かあった時は他人ではなく家族が見れる事をしっかり確認して迎えてください。私は高齢者が犬を飼うなとは言うつもりはありませんが、高齢の飼い主が亡くなって行き場が無くなるケースは本当に多いです。自分が、家族がそうならない様に再度家族で話し合って万が一に備えてくださいね。

そして何かあっても分からないと言う状況にはならない様に、しっかり情報の共有をしておく事も大事です。


病院にはきちんと行ってたので、かかりつけの病院で詳細を聞く事が出来ました。予防は全てきちんと行っていました。今シーズンのフィラリア予防、ノミダニの駆虫薬も既に購入していたのでそちらを預かりしました。

また、おしっこの量が多いそらくんなのでトイレシートも沢山準備してあったそうなので、そらくんを預かってくれるゆうさんに預けました。

ゆうさん快く引き受けてくださりありがとうございます。

そら君を宜しくお願いします!




それから動物の保護についての話。

そらくんは2.3か月の時に某動物病院の譲渡会で引き取ったそうです。なぜ仔犬を高齢者に譲渡したのか?いくら考えてもふざけるなと言う言葉しか出てきません。

ペットショップが高齢者に犬を売ると猛批判が起きて生体販売のせいにしがちだけど、結局問題はペットショップだけじゃないでしょ?こういう事をしてる保護団体や動物病院があるからいつまで経っても不幸な犬は減りません。

実は少し前にチワワの飼育放棄の依頼があって一度断った案件だったけど再度頼まれたて預かり先も急いで決めて受け入れる準備をして某動物病院にお迎えに行きました。

待合室で依頼者と待ってると依頼者だけ診察室に呼ばれて…長い事待たされました^^;

そして出てきた依頼者が「先生がね、保護団体なんてとこに犬を渡したら売り飛ばされちゃうとか、どんなひどい目にあうか分からないから、このままここで面倒を見るからとおっしゃってくださったので、せっかく来ていただいたのですが病院にお願いしようと思います」と散々に言われました^^;

えっと…私断ったよね?何で呼んだ?院長先生…人として顔出ぐらい見せませんか…?と、その時は本当にムカムカして仕方なかったけど…

冷静に考えると、残念ながら保護団体を不審に思う病院はとても多いし、言われてる様な事をしてるとこも実際にあるしね…ひとくくりにされても仕方ないよね、と自分を納得させて忘れる事にしました。

その直後のそらくんだったので、ちょっと思い出しちゃったけど^^;


なんて言うか…犬を保護するのであれば犬の為と言うのであれば、

最初から最後まで犬の為になる事をしてくれよと思うし

自分が最後まで責任を取れない保護を無理にやって犬や猫に生き地獄を味わせないで欲しいなと思う。

見てる人もちゃんと見ないとダメですよ。

その支援が不幸の手伝いになる事もあるから。

それと「保護してくれてありがとう!」とか「沢山の犬を保護してすごいですね!」とか

保護活動者に賞賛は絶対禁句!

次から次に保護をしてしまうアニマルホーダーへの入り口になってしまうから。

数年前に京都の保護団体の神様の事件あったでしょ?

うちは優秀なスタッフがいるから「コズさん家はもうだめですよ」って止めてくれる人がちゃんといる。でもそうじゃない所は次から次に保護をしてドツボにはまって行きます。

だから、保護活動者への賞賛は絶対にダメ。

頭の片隅で良いから覚えてていただけると幸いです。









*ponoから3つのお願い*


・一度家族に迎えた動物は適切な医療をかけ終生飼育をお願いします。

・不幸な命を増やさない為に避妊や去勢をお願いします。

・万が一迷子になった時の為マイクロチップの装着をお願いします。

保護されなければいけない動物を減らしましょう!


ponoの参加のイベントや活動については活動情報にて随時更新してます。

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Wan's pono

愛知県の小さな譲渡ボランティアです。 どこから迎えても避妊・去勢と終生飼育をお願いします。 現在センターに収容される犬はとても少なく当会でも殆ど保護犬はいません。 HPに記載している子で全頭です。